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郭林気功

 



2015-16フィンランド『郭林新気功』

2016年08月01日23:11

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自分自身が本来持っている

 『郭林新気功』は自分自身が本来持っている回復の力(免疫力)を高めるという能動的、積極的な功法です。 この功法は非常にガンに効果的で、先ず何より患者自身の能動性、積極性を引き出し、それによって自己免疫力を高め病気と闘う体制を作ることに主眼をおいています。  たしかに、新しい手術の技術、放射線や抗がん剤など現代ガン医療も目覚しく進歩し、多くの人々がその恩恵に預かっています。 しかし、それでも治らないガン、再発や転移への不安に対して私たちは座して待つしかないのだろうか? そんな人達に応えたいと、いま代替医療が見直されています。  しかし、これといった確実な治療法が確立されていないのが現状です。   ただはっきり言える事は、ガンや自己免疫疾患などさまざまな自己の細胞や免疫システムの反乱による病気は、自分が潜在的に持っている力(自然治癒力)でしか直すことが出来ないということです。 もちろん医師による医療の力は大きく、大切なのですが、本人に宿っている自然治癒力がその医療の力を受け止め、病気の回復をもたらすのです。  

『郭林新気功』は、中国の郭林女史が自らのガンを克服するために編み出し、それによって重篤なガンを治し、その経験を活かして多くのがん患者を救いたいとして普及を図ったものです。  以来50数年の経緯の中で、現在中国では『郭林新気功』がガンに効果的ということが常識となり、 150万人の人たちがこれに取り組んでいます。  日本では30年近く来萬田夫妻が中心になって指導・普及に努め、最近の代替医療への注目と共に、がん患者の期待を集めています。(郭林新気功協会) この教室は、気功の指導を受けるほか、教室に通う会員同士が励まし合うお喋り会(茶話会)や年1回の合宿が会員の自主活動として行われ、アットホームな雰囲気の中で運営されています。  

また、ガン医療に総合医療的観点から取り組んでいる生きがい療法提唱者の伊丹仁朗氏(がん患者によりモンブラン、富士登山を成功させた)や川越帯津三敬病院院長の帯津良一氏、自らのガン経験をばねにガン医療問題に取り組んでおられた故柳原和子氏(ノンフィクション作家)などの郭林新気功の理解者との連携を踏まえて、がん患者の心に沿った運営が行われています。  ”気”は私達が日頃何気なく使っている言葉ですが、それは生命や宇宙の神秘に迫る大きな意味を持っています。 古代中国に生まれ、インドやアジアの知恵を合わせてその大地に育まれてきた気功法は多くの流派があり、健康法に、長寿法に、或いは武術にと発展してきました。 

郭林新気功は、中国画の画家としてまた指導者として活躍していた郭林女史が、40歳のときに罹った進行がんを克服するために自ら編み出した気功法です。 医者から見放されてしまった女史は、子供の頃から祖父を通して学んだ各種の気功法の上に、西洋医学や漢方の知識を合わせて10年の苦心の末に画期的な気功法を編み出しました。  この新気功により郭林女史は勿論、中国の多くの末期がんや難病の人達が救われました。 郭林新気功は女史の献身的な指導の下に中国各地で発展を続け、現在に至まで多くの人々が練功に励んでいます。  

いまや現代社会では避けられないストレスの解消や自律神経失調症にも新気功は卓効を持ち、慢性症状や各種の成人病にも効果を発揮します。  功法はやさしいので、気功法を初歩からしっかり勉強することによって、誰でもすぐに取り組むことが出来ます。  郭林新気功は内気功と言って、自分自身が取り組んでやる気功です。外気功のように気功師にやってもらったり治療してもらうと言う受身のものではありません。  希望をもって意欲を呼び覚まし、内気を作って、望む結果を得るものです。 西洋医学や漢方の足らざるを補い、治療効果を高め、相乗効果を狙った排他性のない気功です。  郭林新気功は重要な部分が歩く気功であり、”歩く健康法”が良いと言われているように健康法のポイントをついています。 歩きながら不思議な呼吸法を併用することが核心となっています。  もとより気功であるからは日々の練功の積み重ねが物を言います。 気功に取り組む心が大切です。 それを三心 (決心、信心、恒心) と言います。 ”継続こそ力”がとても大切です 郭林気功の欄に入れてください。この前に入れて欲しいものが, 別の器械にはいっています。それを別途に送ります。

飯山一郎ガンを論ずる  また渡辺さんに送ってもらって武蔵五日市駅に。11時までに王子につく。Mさんが一緒である。彼は和光の先生だが長田さんたちと親しく、前回から檜原村に参加している。今回は王子の講習までつきあってくれるというので一緒に動いた。王子の午前中は郭林のガン治療の紹介をすることになっていた。それが目当てで何人か参加してくれている。東京周辺はがん患者が激増している。それもこんな人がと思うような若い元気な人に多い。これからむしろ表に出てくるだろう。 11時から1時までは背骨ゆらしをしてから郭林の話をし、郭林新気功の基本の基本を伝えた。でも、これから少なくとも二ヶ月会えないのだから、その間にしっかりやれば確実に効果があるという最低限のことを伝えた。入院を迫られている人もいる。それは各人の選択だが、郭林新気功を六時間とか八時間とか休みながらやって進行を止めた人もいる。瞑想で深い領域にはいって、本当にガンが消滅した人もいる。飯山一郎がプログに書いている通りだ。

【序 論】 「癌」とは,医学会と医療界が50年ほど前に考えだした 「病名」 にすぎない。

1 「癌」は,その組成・性状・症状が,(指紋のように)みな違い,同じものは無い。 2 「ヒト」も,その性格・体質・免疫力が(指紋のように)人によってぜんぜん違う。 となると,「癌」という病名で一括りにして診断したり,治療したりするのは大間違い! そら,なかには,腫瘍ができて,それが転移して,やがて死ぬ! と,医者が考えるような「癌」もあるだろうが… そんな「真性癌」は滅多にない。ほとんどない。 「真性癌」なんて無いのに,医者は,例えば「乳腺炎の痕跡」を「乳癌!」 と宣告し,ただの肉腫(うっ血による筋肉と老廃物の塊)であっても,「子宮癌!」 と診断して,強引に荒療治を始める。 これでヒトは死ぬ。

【結 論】 「ヒトは癌では死なない! 癌の治療で死ぬ!」 ガンを侮ってはいけないが、恐れてもいけない。ガンを疫病神として恐れず、対話をしていくことだ。 午後は大同の報告をし、胡耀貞研究会をどうしていくかの話もした。しかしみんなに興味があるのは功法のほうだろうから、簡易功法をテキスト通りにきちんとした。今までは胡耀貞の他の部分から取ったものを加えての変形をしていたが、もともとのをしたのである。 「気功常識の試験」という項目を増やしてください。 健身気功の初級普及員の試験50問 2014年3月17日   

Q01 『中医気功学』の中での気功の定義を書きなさい。

①(中国)古典哲学思想の指導の下

②調心、調息、調身を一体のものとした操作を内容とし

③人体潜在能力の開発を目的とした

④心身の鍛錬技能である。

各0.5点

Q02  「気功基礎理論」「気功功法学」「気功治療学」「気功養生学」「気功文献学」「実験気功学」のそれぞれのおおまかな内容を書きなさい。 「気功基礎理論」気功の発展の歴史と伝統理論の上に気功科学が作られる。 「気功功法学」いくつかの典型的な気功をできないと気功の論議は不可能。 「気功治療学」気功でどんな病気が治りやすいかのこれまでの経験を知る。 「気功養生学」気功をもとにした病気にならない方法を構想する。 「気功文献学」これまでに書かれて来た気功関連書を最低限知っておく。 「実験気功学」現代科学の実験方法で気功を考察した基本データを知る。 各0.5点。四つ以上できなければ二点以上は引かない。

Q03  「弁証施功」とは何ですか。 病気の症状に合わせて練功を設計する。

Q04  「気功は自分で体験し、自分で悟る」というのはどういうことですか。 他人のデータでは済まないし、人にやってもらうだけでは済まない点が一般の 科学と違う。自分で体験して、経験の中から悟れることが大き

Q05  気功の起源に関わる歴史的、医書の記載、考古学的な三つの出来事を挙げなさい。

①呂氏春秋、史記、孟子などに過去に大洪水があって関節運動の舞を作って効果を挙げたことが書かれている。

②新石器時代に人間は大きなストレスを抱えていたが、心の平安を身に着けて外部の被害が身に及ばないようにしてきた。 ③青海省で見つかった亀の真似をして呼吸をする人の姿を描いた壺が約5500前に気功法をしていた証拠である。
ひとつにつき0.5点減点。

Q06  「祝由」「移精変気」について説明しなさい。 祝由は病気の原因を告げて治ると宣告すること。 移精変気は何かに気をとられて病気になっているときに、ほかの気になることに関心を移させて軽減すること。ともに古代の心理治療を表す。

Q07  『黄帝内経』はいつごろ最初の核心部分ができた、どんな目的の本ですか。 春秋戦国の時期に古い医書をベースに黄帝と岐伯の対話の形をとった最初のテキストができた。 主として鍼灸師のための治療の本だが、心理療法を豊富に含んでいる。 各1点。[黄帝内経は最初の形から現在の形まで1250年ほどかかって次第にかんせいされてきたのです]

Q08  『黄帝内経』は物理的な医学と心の医学をどう関連付けていますか。 もともと心身一体に捉えて、まるごとの治療をしようとしていた。 朝昼夕夜、春夏秋冬に気の上昇(肝気の上昇=怒り)、気の充実(心気の解放=喜び),気の下降(肺気の下降=悲しみ)、気の集中(腎気の集中=恐れ)を対応させてとらえた。

Q09  『黄帝内経』は環境医学についてどう考えていますか。 もともと人体の内部の医学を自然環境、社会環境(人間関係)と一体に捉えてき た。

Q10  老子道徳経は「虚其心、実其腹」といっているのはどういう意味ですか。 心に思い悩むのをやめて心を空っぽにすれば 丹田に気が坐って安定する。 Q11  老子の言う「守一」と「守中」を説明してください。 守一は、身体と思考が独立して働くと一になれないので 思考を身体に集中すれば一体となれるという意味。 守中は、外のことに関心を向けず、内部に思考を集中すること。 どちらも老子の気功の基本技法である。

Q12  荘子の言う「心斎」を説明してください。 心のものいみ、心の断食を指す。 自分の呼吸に集中することから始めて、次第に内部に入っていく。 自分の中には外の宇宙に匹敵する内宇宙が存在する。

Q13  馬王堆導引図はどんなものですか。 長沙の馬王の墓から1975年前後に見つかった、紀元前150年ころの、44人の人が導引をしているのが布に描かれているのを馬王堆導引図という。 長いこと時間をかけて復元され、一部は健身気功馬王堆導引術として整理された。

Q14  『黄庭経』はどんな書物ですか。『黄庭内経』と『黄庭外経』とはなんですか。 体内の内臓の神々を訪ね歩き、対話する存思法のもとになった書物。 魏華存女史の作った『黄庭内経』はその標準テキストとなり、気功の導引、行気、内丹と並ぶ存思の潮流を開いた。 『黄庭外経』は書家で練功家の王羲之が書き残したもので、より簡単な内部集中法を提案しており、多くの行者がそれを暗誦して日常使っていたものとみられる。

Q15  『抱朴子』はどんな内容の本で、誰が書きましたか。 前半は道士の立場で気功、呼吸法、山に入ったり病人に会う時の方法、能力の拡張法などから薬石の知識まで、それまでにわかっている知識を集大成した。 後半は儒教の立場から役人としてどう自分をコントロールするかを書いている。 作者は葛洪。 Q16  『巣氏病源』あるいは『諸病源候論』と呼ばれる本はどういう本ですか。 巣元方が編集した諸病源候論でさまざまな呼び方をされる。 巣元方は医師だが隋の医学長官となりこれを編集した。 1730の病名を確定して、鍼灸師や漢方医師にとってなくてはならない本となった。 そのうち300近くの病気を導引で治療することを提案した。四項目0.5点ずつ

Q17  智顗はどんな人で、気功にどんな貢献がありましたか。 天台宗の開祖で、天台山にこもって指導し多くの著作を残した。 坐禅を教えるのに『天台小止観』はじめ、何冊かの本を残した。 この本の中で六字訣はじめ、インド思想に中国の伝統を大幅に取り入れた。 気功の立場からは、この中で智顗が定式化した三調(調身、調息、調心)が気功の三原則として認められた。

Q18  『雲笈七箋』はどんな書物ですか。 道教の文献を集めた『道蔵』は5485巻にまで多くなり、日常に使いにくいのでそこから120巻を集め、気功の実際のやり方も多く含んでいる「道教の小百科」が北宋の張君房によって編集された。

Q19  『本草綱目』の著者であり同時に気功書『奇経八脈考』を書いて実践し 人の名前は。 李時珍

Q20  北戴河気功療養院は誰が作りましたか。 劉貴珍

Q21  丹田とは何ですか。 体内の気の中心。古代にはさまざまな設定がされたが、近代では 一般の気功では、印堂の奥=上丹田、壇中の奥=中丹田、へその奥=下丹田の三つの丹田を想定する。 また内丹派気功では、目の奥=上丹田、へそ=前丹田、へそと命門の中間=中丹田、命門=後丹田、会陰=下丹田の五つの丹田を設定する。 日本では一般的に「臍下丹田」の一点を指す。これももともとは中国の古代文献に基づいている。三丹田を答えられれば正解とする。

Q22  動功、静功、静動功、按摩功の区別は何ですか。 動功は動く気功、静功は静かに坐っている、あるいは寝たままの気功(立って静止状態になる站椿は、そこから動いていくので一般的には動く気功に含める)、静動功は静かにしていようと思っても動いてしまう自発動功など、按摩功は一般的には体は動かず腕だけが動いていく中間的なやりかた。

Q23  もともと養生と養性はどう使い分けられていましたか。 養生は生命を養う。健康と長寿。 養性は人格を養う。精神的完成。

Q24  禅定と止観という言葉を説明してください。 禅定はdianaを音訳して禅那とした。 止観は中国語にした。止はおなかに気を落とすこと、観はそれを見ていること。

Q25  周天功はどんな功法ですか。 督脈任脈の気の運行を子午線に沿って星が一回転するのになぞらえた。 任督を小周天といい、手足も含めてを大周天という。

Q26  数息観とはなんですか。 呼吸を数える瞑想法。十まで数えてまた一までもどるのを数息観という。

Q27  太極図とはなんですか。 宋学とよばれる道教、儒教の知識人が集団で生み出した宇宙の理法の図式化 で、円を二つの勾玉で表した太極マークを典型とする。

Q28  丹田と命門は気功の実践の中でどういう位置関係にありますか。 丹田は気を集める中心。 命門はそこから気を動かしていく中心。

Q29  精気神を簡単な言葉で説明してください。 氷が水になり、蒸気に姿を変えるように、気がさまざまに変化する。 体内では精となり、意識レベルでは神になるが、 その中間の物質にも働きかけるが意識の実体化でもある中間物を 気という。

Q30  老子按摩法、天竺按摩法とはどういうものですか。 唐の医聖、孫思貌が作った。老子按摩法は老子に名を託した簡単な自己運動と自己按摩の体系、天竺按摩法も同様だがヨガの要素を含めた。 第6回   陰陽五行と精気神伝統功法・ 站椿功(武術気功)と北戴河保健功

Q31  易・風水・気功はどんな関係にありますか。 易は時間の経過と人体がどのような関係にあるか、風水は空間の変化が人体とどのような関係にあるかを理論化したものであり、それを人体の側からとらえて生かしていくのが気功である。

Q32  易と気功については書物ではヒントだけが書かれて、肝心なことは口伝えに伝えていましたが、それはなぜですか。 微妙で書ききれなかった。 信頼できる人に伝えたかった。

Q33  陰陽五行は自然、社会、人生のモデルだというのはなぜですか。 自然、社会、人生の変化に共通する法則性を取り出すと陰陽五行が見えてきた という意味である。

Q34  意守丹田とは何ですか。どんな効果があるのですか。 三つ、あるいは五つの丹田のどれかに意守(精神集中)すること。 体内の気の中心に意識の中心を重ねることで、人体が一つになりやすい。 下丹田に集中することで気が下がりやすい。 気を上げ下げするため、などのほか、
③、④はなんでしょうか。

③臓器に対応する声を出して、内臓を活性化、あるいは治療する六字訣など。

④マントラ。聖音。頭をからっぽにするのが目的。

Q36  営気と衛気の説明を簡単にしてください。 営気は経絡の中を流れて、内臓を動かしている気。 衛気は体内外を流れ、ときに大きく拡張して、人体を守り、人体と環境の 中間に位置する気。

Q37  六字訣で「心気が不足しているとき」「心気が盛んすぎて余分の気があ るとき」にそれぞれどうしたらいいでしょうか。 心気が不足しているときは「呵」を出して心気を強める。 心気が盛んなときは肝心脾肺腎のサイクルの二つ前の腎気の音「吹」を出して 心気を弱める。

Q38  「心火」と「腎水」について簡単に述べなさい。 心臓は火を腎臓は水をつかさどる器官である。 心火が下降して腎を温め、腎水が上がって心を冷やして、健康なバランスに なる。老化すると、あるいは止んだ時は、心火が燃え盛り、腎水が冷え切ってしまう。これをもういちど回復させることで健康をとりもどせる。

Q39  站椿功で昇降・開合は動作にどのように表れますか。 無極椿から太極椿に移行するときに昇降を意識し、頭と足と上下にストレッチ する。 太極椿から五行椿に移行するときに昇降と開合を意識し、両腕が開いていく、合わさってくるという矛盾を感じます。

Q40  保健功で後半おなか、膝、足裏を100回ずつするのはどういう意味がありますか。 寝たままの患者の足が弱りすぎないようにということと、寝たままでは便通が通じにくいのでその予防治療との二つの意味がある。

Q41  経絡は人体のネットワーク・モデルだというのはどういうことですか。 経絡は現代科学的に確かめられているとは言えないが、ずっと古来から使われて来た「気の流れる道筋」である。これを人体の中のネットワークとしてとらえることで、より論議しやすくしよう。ネットワークとはツリー、セミラティスと対立する概念で「中心的決定のない網の目」を指す。

Q42  「形が正しければ気は自然にそれに従う」とはどういう意味ですか。 まず外側の形を正しくする。歪みがない、偏っていない状態を作ると、中の気 もそれにしたがって調い、気が整ってくるとさらに容易に正しい形になること を言っている。

Q43  按摩、拍打、導引の効果はどのようなものですか。 按摩、拍打はさすったりたたいたりして皮膚の外側から働きかけて活性化し、それによって内臓まで元気にしていく。導引も同様に、外側の筋肉のストレッチをし、関節をのばして、まだ病邪があまり深く入り込まないうちに、解決していくことができる。

Q44  「引気攻病」とはどんな方法ですか。 病気のある部位に向けて気を動かして治療するという意味。

Q45  「走火入魔」などの気功の偏差は何を表していますか。 走火は気が動き出してコントロールできなくなること。 入魔は幻覚の中から抜け出せず、動けなくなること。

Q46  実験科学では「胎息」というものをどのようにとらえていますか。 文字通りの胎児の呼吸は母親のおなかがあってこそ可能になるので、比喩で しかない。 ただしこれは道教の「始まりに還る」というテーマとつながっており、童子功、還童功などの延長上のもので、一種の理念とみなしてよい。実際には息を吸っているのか吐いているのかわからない、長い静かな呼吸を指す。

Q47  放松功や周天功によって呼吸のリズムは変わりますか。 体がリラックスすれば呼吸は長くなる。 心身が十分にリラックスすれば、きわめて長い呼吸が気持ちよく感ずることがある。

Q48  外気療法は心理的効果だけで説明できますか。 気を当てることの安心感や、気が通っていくことの実感は大きな要因となるが それだけではなく、気が血管や神経、内臓にまで影響を及ぼすことも否定できない。またより総合的な心身一体の霊的効果と言うべきものがあり、科学的には未知の領域である。

Q49  『諸病源候論』の動作に共通する特徴はなんですか。 どの動作の中にも軽いストレッチが含まれる。

Q50  観想することと入静はどうかかわっていますか。 入静は気がおなかに安定して降りること、観想は頭で自己省察することで、表面上は矛盾している。気功の歴史の中では、観想を最小限にしつつ、なおしっかりと体内を照らすイメージを持ち続けることで、入静の質を高めようとした。


2016/8/1,Mon 23:09 健身気功試験回答 20問  

2016年7月17日 50問がむずかしすぎ、また時間内に答えるのに無理があったので、改訂して20問とした。

Q1 調身とはどんなもの、作用は

①からだを調整すること。
②四肢だけでなく筋、膜、血、肉、精などを含む。
③形を正しくし、体はリラックス。
④気が流れていること。
⑤意によって気が散乱しないようにする。

Q2 易筋経の特徴

①脊柱の屈伸、旋転、ストレッチ。
②剛柔相成。
③年齢別に高さを調整し意守,呼吸も変えていく。 ④のびのび。 ⑤左右対称。

Q3 健身五禽戯の源流

①東漢の医師華佗が作った。
②五つの動物の特性を真似る模倣気功。
③歴代養生家に歓迎され延々と続いて来た。
④健身五禽戯は伝統五禽戯の一部を継承。
⑤現代人体科学と照応。

Q4 気功功法の種類。健身気功はどんな種類。

①肢体運動、呼吸吐納、心理調節のどれを中心にするか。
②曲げ伸ばしする導引。
③呼吸吐納は呼吸を重視し行気をしていくものもある。
④道教の存思、仏教の観想。
⑤易筋経、五禽戯、八段錦は導引、六字訣は呼吸行気。

Q5 丹田?

①体内の薬を作る薬の場所があって丹田という。
②丹薬は外にはなく、自分で内部に育てるものである。
③健身気功では三丹田。印堂穴の奥、壇中穴の置く、下腹。
④通常丹田と言えば下丹田を指す。
⑤意守丹田は入静に有利で、養気安神、培元固本。

Q6 握固の健康への意義。

①肝経の調整。
②臓血と疏瀉。
③大脳の訓練。
④協調性。
⑤全身の経絡を通りやすくする。(講義で補った)

Q7 整体観とは

①からだ丸ごと全体。
②内部の統一性。
③自然との対立と統一。
④社会環境とも不可分。
⑤人と宇宙万物は一個の統一的全体。

Q8 天人合一観とは

①中国古代の哲学。万物と私は一つ。
②人は自然の一部で分けられない。
③人体生理過程と自然界の同調関係。
④ともに陰陽五行の法則に寄って循環。
⑤共同の物質で構成されている。(素粒子、クォークなど)

Q9 五行説と気功鍛錬の関係

①木は肝胆、六字訣ではxu、春、東。
②火は心小腸、he、夏、南。
③土は脾胃、hu、四季(土用)、中央。
④金は肺大腸、si、秋、西。
⑤水は腎膀胱、chui,冬、北。

Q10 経絡とは

①気血が運行し臓腑を連絡するネットワーク。
②経は河で絡は運河。
③五臓六腑、四肢百骸、皮肉、筋骨などの組織器官を全体につなげている。
④正常につながれば人体は健康。
⑤経絡が通らない時に病気が起きる。

Q11 七情が五臓を傷つける仕組み

①怒ると気が上がり、肝臓を傷つける。
②悦びすぎると気が満ち、心臓を傷つける。
③思うと気がむすばれて、脾胃が働かなくなる。
④悲しむと気が下がり、肺大腸を傷つける。
⑤恐れると気が集まり、腎膀胱を傷つける。

Q12 人体の運動系統はどんな組織から

①骨、軟骨、関節、筋肉、靭帯、腱など。
②人体の基本の輪郭うを作る。
③内臓保護の作用
(あらかじめ二点をあげ、この三つを加えて五点とする)

Q13 免疫系統は

①免疫細胞、リンパ組織とリンパ器官。
②自己と非自己の識別。
(あらかじめ三点をあげ、この二つを加えて五点とする)

Q14 健身気功の中での調息の分類

①自然呼吸
②順呼吸
③逆呼吸
④吐字発声法
(あらかじめ一点をあげ、この四つを加えて五点とする)

Q15 健身気功の心理調節は

①外界の原因に左右されない。
②自分の中の七情に影響されない。
③平然としていなければ自分を傷つける。
④病気の70%は身心失調から起こる。
⑤身心が分離しない。

Q16 「守中」「抱一」の意味は

①姿勢の上で中正安心。
②天人合一。
③中を守ることで神気は天に達する。
④抱一はひとつの竅を指す。
⑤心と体が分離しないこと。(補足説明)

Q17 気沈丹田とは

①意識を下腹において丹田の気を蓄える目的に達する。
②神は性であり気は命である。
③腹式呼吸と深い関係。
④内臓按摩し、血液循環、胃腸の蠕動を促す。
⑤浅い段階から深い段階に進化して行く。

Q18 練養相兼とは

①練は練功の中の調身、調息、調心を指す。
②養は日常の中での身体の保養を指す。
③練は自分の身心を鍛錬する。
④養は心理生理と社会生活の調和をめざす。
⑤どちらかといえば養が大切で、養に比重をおくべきだ。

Q19 リラックスとは

①緊ではあるが橿(こわばっている)ではない。
②松ではあるが懈(だらしない)ではない。
(このふたつを理解すればOK)

Q20 目を閉じたほうがいいか

①練功中は目を閉じない。
②収功は目を閉じる場合と閉じない場合がある。
③大脳の興奮を抑えるには目を閉じる。
④下腹の丹田に集めると気が過度に下がる場合がある。
⑤人によって選んでよい。・・・・・・・・・・・・HOMEに返る

 

 

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